スケジュール実行設定の「停止中に実行時刻を経過した場合は再開時に実行する」チェックボックスの指定によって動作が変わります。
「停止中に実行時刻を経過した場合は再開時に実行する」チェックボックスをチェックした場合(初期設定)には、複数回実行時刻を過ぎていたとしてもスケジューラーの再開時に1回だけ実行されます。
例:「停止中に実行時刻を経過した場合は再開時に実行する」チェックボックスをチェックした場合
- 4/1の11:00にフローサービスを起動し、毎日12:00実行のスケジュール実行設定を作成します。このとき、「停止中に実行時刻を経過した場合は再開時に実行する」チェックボックスをチェックしておきます。
- 4/1の12:00までにフローサービス管理コンソールでスケジューラーを停止します。
- 4/3の13:00にフローサービス管理コンソールでスケジューラーを開始します。(フローサービスは4/1から開始したままにします)
この場合の動作は以下のようになります。
- 4/1の12:00にフローを実行するスケジュールがスケジューラーに登録されます。
- スケジューラーが停止されているため4/1の12:00になってもフローは実行されません。
- 4/3の13:00にスケジューラーを開始したことで、フローはスケジューラーの開始直後に1度だけ実行されます。この後、次回の実行時刻は4/4の12:00となります。
「停止中に実行時刻を経過した場合は再開時に実行する」チェックボックスをチェックしなかった場合には、実行時刻が過ぎたスケジュールはスケジューラーの再開時に実行されません。上記例のように実行設定した場合、再開後の最初の実行は4/4の12:00となります。