セキュリティソフトウェア(アンチウイルスソフトウェア)について次の点に注意してください。
- ASTERIA Warpが使用するポートへの受信を許可する必要があります。使用するポートの一覧については、フローサービスマニュアルおよびパイプラインサービスマニュアルに記載されていますので確認してください。
- フローサービスマニュアル「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「リスナー一覧」
- パイプラインサービスマニュアル「運用ガイド」-「リスナー一覧」
- ファイルI/Oを常に監視するソフトウェアをご利用の場合は、パフォーマンスの劣化を防ぐため、ASTERIA Warpがアクセスする範囲を監視対象から外すことをおすすめします。
- 一部のソフトウェアでは、外部への接続においてプロキシの役目を担うものがあります。例えば、SMTPサーバーへの接続をセキュリティソフトウェアが監視している場合、ASTERIA Warpはセキュリティソフトウェアと通信を行うことになります。このような状況でセキュリティソフトウェアが無反応に陥ると、SMTPサーバーに問題がなくても通信が途絶する可能性があります。この場合、ASTERIA Warpはレスポンスを待ち続けてしまい、処理が終了しない可能性があります。
- セキュリティソフトウェアのフルスキャン中にフローを実行すると、セキュリティソフトウェアがフローの処理に利用するファイルを掴んでしまい、エラーが発生する場合があります。このため、フルスキャンとフローの実行のタイミングは重ならないように調整してください。