会社でSlackを使っていますか?
Slackはリアルタイムでメッセージをやり取りすることができるサービスです。今、多くの会社ではSlackを使って社員同士でメッセージをやり取りしたり、外部のサービスの情報がSlack上にメッセージとしてポストされるようにしています。
ここで、少し質問です。社内で使用しているシステムにトラブルが発生した時、あなたはそれをどのようにして知りますか?メールですか?それともSlackですか?数年前であればメールと回答したかもしれませんが、いまや、多くの企業はメールではなくSlackと回答するでしょう。Slackはそれほどまでに多くの企業に採用され、特にIT業界ではデファクトスタンダードといえるほどのサービスとなっています。
Slackコンポーネントを使うと、Slackワークスペースにメッセージを簡単にポストすることができます。メッセージのテキストには色などを付けて装飾することもできますし、添付ファイルをアップロードすることもメッセージに対する返信もできます。様々なシステムと連携して、重要な情報、必要な情報をSlackワークスペースにポストし、社員にいち早くその情報を届けることができるでしょう。
使用シナリオ
Slackコンポーネントを使えば、次のようなことを簡単に実現できます。
- 外部システムの情報をポストする
- フローで自動作成された月次報告書など添付ファイルとしてアップロードする
- Slackにポストされたメッセージを検索、取得して、ダッシュボードやBIツールに取り込む
- Slackにポストされた質問に対する答えをデータベースから探して返信する
コンポーネントの仕組み
Slackコンポーネントは、複雑なSlack APIを隠蔽してSlackとの連携を簡単に実現します。コンポーネントは、コンポーネント内部でSlackAPIを使用し、メッセージをチャンネルにポストしたり、チャンネルからメッセージを取得したりすることができます。
次のステップ
フローでSlackコンポーネントを使用するには、次の手順が必要です。
- Slackワークスペースへのコネクションを作成します。
- 作成したSlackコネクションをフローデザイナーにドロップし、使用するコンポーネントを選択します。
- コンポーネントの設定を行います。
以下のガイドでは、各コンポーネントの基本的な使い方の例を説明します: