フローサービスには、ストリームでは「出力エンコーディング」プロパティ、コンポーネントでは「ファイルのエンコーディング」プロパティなどのようにエンコーディングを指定するプロパティがあります。このようなエンコーディングプロパティにはよく使われる「utf-8」や「shift_jis」などの値がドロップダウンリストに定義されていますが、プロパティの中にはプロパティのフィールドをクリックして直接エンコーディング名を入力することができるものがあります。
これらのプロパティで指定できるエンコーディングについては次のように考えています。
- プロパティで選択できるエンコーディング - 動作検証済みであり正式サポート対象
- ASTERIA Warp固有のエンコーディング - 動作検証済みであり正式サポート対象
- その他のエンコーディング - Javaでサポートしている文字コードであればその範囲内で動作するが、未検証でありサポート対象外
ASTERIA Warp固有のエンコーディングはホスト系のデータを扱うためにASTERIA Warp製品内で定義されたエンコーディングです。詳細については、「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「詳細なトピック」-「フローの構成要素」-「ストリームプロパティ」-「FixedLength」の「フローサービス固有のエンコーディング名」を参照してください。
その他のエンコーディングは「java.nio API 用の正準名」「java.io および java.lang API 用の正準名」を指定することで利用することができます。
注意:実際の動作は各コンポーネントやストリームによって異なる場合があります。正式サポート対象外のエンコーディングを利用する場合には十分検証していただくことをお願いします。