Microsoft Azure アダプターを使用してAzure Storageアカウントに接続するには、ストレージアカウントのアクセスキーが必要です。このガイドでは、Azureポータルでアクセスキーを取得し、フローデザイナーで AzureStorageコネクションを作成する方法を説明します。
アクセスキーの取得
以下の手順に従って Azureポータルからアクセスキーを取得し、AzureStorageコネクションを作成するために必要な値を設定してください。
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Azureポータルの検索ボックスで 「storage accounts」と検索します。
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ストレージアカウントを選択または作成します。ストレージアカウントを作成する場合は、ストレージアカウントキーへのアクセスを有効にするオプションを選択してください。
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左側のナビゲーションペインで、セキュリティとネットワークの下にある「アクセスキー」をクリックします。
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ストレージアカウント名の下にあるキーの「表示」をクリックして、アクセスキーを表示します。
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右端のボタンを押して、キーをコピーします。
AzureStorage コネクションの作成
フローデザイナーにおいて、以下の手順で必要なコネクションプロパティを設定し、 AzureStorage コネクションを作成します。
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フローデザイナーの左下にあるコネクションペインで、「コネクションの作成」 ボタンをクリックします。「接続種別」から「AzureStorage」 選択し、コネクションに任意の名前を入力します。
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右上のインスペクターペインで、次のプロパティを設定します。
- 「アカウント名」:ストレージアカウント名を入力します。
- 「共有キー」:前のセクションの手順 5 で取得したアクセスキーを入力します。
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「プロトコル」 で、HTTP または HTTPS のどちらを使用してAzure Storage APIに接続するかを選択します。デフォルトは HTTPで設定されています。
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コネクションペインで、「保存」 をクリックします。
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「接続テスト」 をクリックして、正常に接続できるかどうかを確認します。
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「200 OK」というメッセージが表示されれば接続テスト成功です。Azure Storage コンポーネントから接続する準備が整いました。エラーが表示された場合は、コネクションプロパティの値が正しいか確認してください。
コンポーネントからの接続
コンポーネントの「コネクション」プロパティのプルダウンを選択して、接続するコネクションを設定することができます。
他の方法として、コネクションペインからAzureStorageコネクションをワークスペースにドロップし、表示されるリストから使用するAzureコンポーネントを選択する方法もあります。
または、すでに配置されているコンポーネントにAzureStorageコネクションをドロップすることでも、コンポーネントの「コネクション」プロパティを設定することができます。
これで、Azureコンポーネントを使用してAzureStorageアカウントにアクセスする準備が整いました。