FTP/メール監視実行設定の不具合の修正

2013年1月30日(水)より、出荷しております「ASTERIA Warp」の新バージョン 4.7.0.7139に関して、FTP実行設定/メール監視実行設定での障害報告がありました。

以下の対象、障害内容を参照してご確認ください。

対象製品

ASTERIA Warp 4.7.0.7139

対象

フローサービス (すべてのプラットフォーム)
※FTP実行設定の問題に関しては、FTP実行設定を使用していない場合には影響はありません。
※メール監視実行設定の問題に関しては、メール監視実行設定を使用していない場合とエンタープライズエディションを使用していない場合には影響はありません。
※パイプラインサービスに影響はありません。

リリース日

2013年3月27日

障害内容

  • FTP実行設定を登録してもフローが実行されない(ただし、登録したFTP実行設定を変更すればフローは実行されます)
  • 既存のメール監視実行設定で、実行するフローをチェックポイントフローに変更すると登録エラーが発生するが、その時にスケジュールが削除されてしまう

適用手順

ASTERIA Warpサーバーへのインストール手順

フローサービスへのインストール手順を説明します。

  1. フローサービスを完全に停止します。
  2. 修正版モジュールに置き換えます。
    対象モジュール [Flow.zip]/flow/lib/flowengine2.jar
    インストールフォルダー [INSTALL_DIR]/flow/lib/
    ※[Flow.zip]とは、フローサービス用のモジュールが格納されているアーカイブファイルを示します。
    ※[INSTALL_DIR]とは、フローサービスがインストールされているフォルダーを示します。Windows環境で初期設定でインストールした場合は、"C:\Program Files\asteriawarp"となります。
    ※この際、古いモジュールは[INSTALL_DIR]配下以外にバックアップしてください。ファイルのリネームではなく、必ずバックアップ用フォルダーへ移動して下さい。
  3. パッチ情報ファイルをインストールします。
    パッチ情報ファイル [Flow.zip]/patch/W-13003.xml
    インストールフォルダー [INSTALL_DIR]/patch/
    ※フローサービスがインストールされているフォルダーにpatchというフォルダーが存在しない場合は新規作成してください。
  4. フローサービスを起動します。

フローデザイナーへのインストール手順

  1. フローデザイナーを終了します。
  2. 修正版モジュールに置き換えます。
    対象モジュール [Designer.zip]/lib/flowengine2.jar
    インストールフォルダー [DESIGNER_DIR]/lib/
    ※[Designer.zip]とは、フローデザイナー用のモジュールが格納されているアーカイブファイルを示します。
    ※[DESIGNER_DIR]とは、フローデザイナーがインストールされているフォルダーを示します。初期設定でインストールした場合は、"C:\Program Files\ASTERIA WARP Flow Designer"となります。
    ※この際、古いモジュールは[DESIGNER_DIR]配下以外にバックアップしてください。ファイルのリネームではなく、必ずバックアップ用フォルダーへ移動して下さい。
  3. パッチ情報ファイルをインストールします。
    パッチ情報ファイル [Designer.zip]/patch/W-13003.xml
    インストールフォルダー [DESIGNER_DIR]/patch/
    ※フローデザイナーがインストールされているフォルダーにpatchというフォルダーが存在しない場合は新規作成してください。
  4. フローサービスを起動します。

注意

  • UNIX系OSの場合、ファイルの所有者やモードにつきましてもご注意ください。
  • Windows系OSにモジュールを配置する際は、管理者モードで行ってください。
  • FTPなどでコピーするときはBinaryモードで転送してください。

本件に関するお問い合わせ先

本件について質問、意見などはASTERIA Warp/Warp Liteのユーザーサイトからお問い合わせください。

パッチファイル

W-13003.zip
ダウンロード
この記事は役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています

他のキーワードで検索する