CDataオプション紹介 〜 GoogleSheets編④

前回はGoogleSheetsPutコンポーネントの使い方について紹介しました。
今回はGoogleSheetsSQLCallコンポーネントについて紹介します。

GoogleSheetsSQLCallコンポーネントはRDB系のSQLCallコンポーネントと同様に任意のSQLの実行する際に使います。
例えば、「実行する処理」プロパティの実行するSQLの種類を指定することで、SELECT文の発行、SELECT文以外の任意のSQL文の発行、ストアドプロシージャを実行することができます。

今回はGoogleSheetsSQLCallコンポーネントを利用し、ワークシートの範囲検索とRenameWorksheetストアドプロシージャの実行でワークシート名を変更してみたいと思います。

ワークシートの範囲検索とRenameWorksheetストアドプロシージャについて詳しくは下記のCData社のマニュアルをご参考ください。

 

■事前準備

上記のオンラインヘルプにも書いてありますが、ワークシートの範囲検索を行うためには「Header」プロパティが「false」に設定されている必要があります。従って、今回は下記のようにコネクションを追加で作成してみました。

  • コネクションの基本タブ

    • 名前:コネクション名を指定します。
    • スプレッドシート:GoogleSheets名をしてします。
      ここではGoogleSheets名に空白が含まれているので「"」で囲んでいます。
  • コネクションの詳細タブ

    • 「Header」オプションを追加して「false」に指定します。
      「Header」オプションを指定しないとデフォルトは「true」となります。
    • 「OAuth Settings Location」には前回と異なるファイル名を指定しています。
    • 他のオプションは前回の紹介と同様です。

 

■処理の概要

先ずは、ワークシートに登録されているデータを確認してみましょう。

  • パートナー一覧(コピー元のワークシート)

  • パートナー一覧のコピー(コピー先のワークシート)

今回は「パートナー一覧」ワークシートから会社名、担当者、電話番号のデータを取得し、「パートナー一覧のコピー」ワークシートへコピーしてから、ワークシート名を「バートナー電話番号」に変更する処理をやってみたいと思います。

 

 

■フローの構成

上記の処理を行うフローを作成してみましょう。

  • GoogleSheetsSQLCallコンポーネントを利用して「パートナー一覧」ワークシートから範囲検索を行います。
  • GoogleShhetsPutコンポーネントを利用して取得したデータを「パートナー一覧のコピー」ワークシートに書き込む処理をレコード数分ループしながら行います。
  • 最後に、GoogleSheetsSQLCallコンポーネントを利用して、「パートナー一覧のコピー」ワークシート名を「パートナー電話番号」に変更します。

 

■コンポーネントの設定内容

主に、データ取得用のGoogleSheetsSQLCallコンポーネントとストアドプロシージャ実行するためのマッパー、GoogleSheetsSQLCallコンポーネントについて設定内容を確認してみます。

  • GoogleSheetsSQLCallコンポーネント(データ取得用)

    • コネクション名:範囲検索を行うために上記の事前準備で作成したコネクションを指定します。
    • 実行する処理:「SELECT文を発行」を指定します。
    • SQL文:「SELECT * FROM "GoogleSheets"."パートナー一覧#A2:C5"」を指定します。
      これで、「パートナー一覧」ワークシートの「A2」から「C5」までのデータを取得することができます。
  • GoogleSheetsSQLCallコンポーネント(ストアドプロシージャ実行用)
    • 基本タブ

      • コネクション名:コネクション名を指定します。
      • 実行する処理:「ストアド実行(結果なし)」を指定します。
      • SQL文:「{call RenameWorksheet(?OldName?, ?NewName?, ?Success?)」を指定します。
    • 詳細タブ

      • ストアドプロシージャ実行に必要なSQLパラメーターを定義します。
      • OldName:入力用。ワークシートの古い名前。
      • NewName:入力用。ワークシートの新しい名前。
      • Success:出力用。操作が成功したかどうかの返却値。
  • マッパー(ストアドプロシージャ実行関連)

    • 「OldName」に「パートナー一覧のコピー」を指定します。
    • 「NewName」に「パートナー電話番号」を指定します。

 

■フローの実行結果

ご覧の通り、「パートナー一覧」ワークシートから会社名、担当者、電話番号データを別のワークシートにコピーし、ワークシート名を「パートナー電話番号」に変更することができました。

 

 

これまでの4回でCDataのGoogleSheetsアダプターの使用方法について紹介しました。
いかがでしたでしょうか。

CDataのGoogleSheetsアダプターを利用するに役に立てれば幸いです。

 

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