OnSheet連携で使用するHttpリクエストボタンについて

OnSheet連携では、OnSheetのシート上に配置したHttpリクエストボタンを押すとフローが実行できます。
※OnSheetとフローの連携については、フローサービスマニュアルのOnSheetコンポーネントヘルプにある「OnSheetとの連携について」を参照してください。

このHttpリクエストボタンにはhttp:requestアクションを記述しますが、OnSheet 1.2では無効になっています。(OnSheet 1.1では有効です。)
そのため、OnSheet 1.2でhttp:requestを使用するには以下の手順で設定を有効に変更してください。

  1. vSphere Clientのコンソール等を使用してOnSheetサーバーに接続し、以下のコマンドにて設定ファイルを開きます。
    $ sudo vi /etc/onsheet/eweb/app.yml
  2. ファイル中のenable_httprequest項目の値を0から1に変更し、ファイルを保存します。 
  3. 変更を有効にするにはewebと呼ばれるサービスを再起動する必要があります。以下の手順にてサービスの再起動を行ってください。
    $ sudo /etc/init.d/eweb stop
    $ sudo /etc/init.d/eweb start
  4. OnSheet画面よりボタンをクリックし、フローが実行されるか確認します。 
※設定方法につきましては、OnSheetセットアップガイドの「1.3. サーバー設定」「1.4. OnSheetサービスのリスタートについて」も参考にしてください。

OnSheetFormコンポーネントを使用した場合

OnSheetFormコンポーネントを使用した場合はhttp:requestは使用できません。OnSheetFormコンポーネントで作成した画面ではOnSheetサーバーへユーザーログインをしていないためhttp:requestがはじかれてエラーになります。http:irequestまたはHttpKickで実装してください。

http:requestとhttp:irequestの違い

http:request
OnSheetサーバーがHttpクライアントとなってフローのHTTPトリガーをキックします。
フロー側でエラーが発生するとOnSheet側にエラーダイアログが表示されます。
OnSheet 1.2でhttp:requestを使用するには、OnSheetサーバーの設定ファイルの変更が必要です。

http:irequest
ブラウザがHttpクライアントとなってフローのHTTPトリガーをキックします。
フロー側でエラーが発生してもOnSheet側にエラーダイアログが表示されません。
OnSheetサーバーの設定ファイルを変更する必要はありません。
OnSheet 1.2から日本語パラメータを使用できます。(OnSheet 1.1では日本語パラメータを使用できません。)
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