ASTERIA3からASTERIA Warpへフローをコンバートした場合にこのようなメッセージが出力されることがあります。これはAbortコンポーネントがASTERIA Warpでは廃止されたためです。Abortコンポーネントと同様の処理がExceptionコンポーネントで実現可能ですので、置き換えるようにしてください。
ExceptionコンポーネントのAbortコンポーネントとの違いは次の2点です。(リリースノート参照)
- エラーメッセージが指定できる
- メインフローで使用した場合でもException扱いとなる
ASTERIA3 のフローでトランザクション化してAbortコンポーネントでロールバックしていた場合、Exceptionコンポーネント自身ではロールバックしないた め置き換えただけでは従来と処理が異なるようになります。AbortコンポーネントをExceptionコンポーネントに置き換え、エラー処理フローを設 定してエラー処理フローをExceptionReturnコンポーネントで終了してロールバックすることができますが、全体の処理を確認して十分に動作検証を行ってください。
フローをトランザクション化していない場合はExceptionコンポーネントに置き換えるのみで同じ動作をすると思われますが、こちらも十分に動作検証を行ってください。
また、コンバート後に上記メッセージが出力された場合でも基本的には同じ動作をすると思われますので、Abortコンポーネントをそのまま使用することもできます。ただし、将来に渡ってはAbortコンポーネントが使用できなくなる可能性もあるため、置き換えを検討してください。
※基本的な互換性は保っていますが、バージョンアップに伴い、機能追加や仕様変更で大きく変更されており、フローの構成によっては動作が変わることがあります。
「コンポーネント「Abort」は非推奨です。「Exception」を使用してください」というメッセージが出力されます
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