パイプラインのフォルダ監視系センサーアクションでは、実行時に監視先フォルダにあるファイル名をファイルリストにキャッシュ(保持)しています。これらのキャッシュデータにはキャッシュ期間は設定されていません。キャッシュデータの最大サイズやリストするファイルの最大数などの上限も設定されていません。
※センサーの設定項目で「ファイルを削除」をチェックした場合はキャッシュされません。
次のセンサーアクション実行時に、キャッシュデータにあるファイルが監視先フォルダに存在していなければキャッシュからそのファイル名は削除されます。監視先フォルダにファイルが存在している限り、キャッシュデータにはそのファイル名はキャッシュされ続けます。
キャッシュデータはパイプラインの停止やサーバーの停止では初期化されません。
以下のいずれかの条件を満たす場合に初期化されます。
- 監視対象のファイルが存在していなかった場合
- 監視対象のファイルのフルパスが異なっていた場合
- 監視対象のファイルが更新されているがファイルサイズが小さくなっていた場合
- キャッシュデータに保存されているファイルの最終更新日時よりも監視対象のファイルの更新日時が古い場合
※上記条件は、アクションのヘルプの「キャッシュデータが初期化されるタイミングについて」に記載されています。
キャッシュクリア機能
バージョン4.3.0.3079以上では、手動でキャッシュデータをクリアする機能があります。パイプラインコーディネータのパイプラインリストから該当のパイプラインを選択し、設定画面右上の「キャッシュクリア」ボタンをクリックします。