複数ファイルを添付してメールしてみる

AttachmentMail01.PNG

今回は複数ファイルを添付してメールしてみようと思います。

メールサーバーはGmailを使ってみます。

 

メール送信用のコネクション作成

まずメール送信用のSMTPコネクションを作ってみます。

コネクションの設定方法はFAQ -「Gmailへの接続方法を教えてください」 を参考にしてください。

AttachmentMail02.PNG

コネクションテストで以下のようなエラーがでてましたが、

AttachmentMail03-1.PNG

Gmail側の設定を変更したところ、

AttachmentMail04.PNG

テスト - 成功となりました。

AttachmentMail05.PNG

 

メール送信のフロー作成

つづいてフローを作成します。

フローは単純で

AttachmentMail06.PNG

といった感じです。

 

ポイントは、

①Mapperの後でパラレルして

AttachmentMail07.PNG

 

②FileGetで添付対象のファイルをループで複数取得し

AttachmentMail08.PNG

 

③LoopEndでまとめるときにコンテナ化(出力形態:コンテナ)

AttachmentMail09.PNG

している点です。

 

それをSimpleMailに差し込んでいます。

AttachmentMail17.PNG

 

※コンテナ化する部分はヘルプにもありますが、今回はFileGetで読み込んだファイルをそのまま添付ファイルにするだけなので、ループしないでFileGetでそのままコンテナ化されたストリームをSimpleMailに差し込んでもOKのようです。

AttachmentMail19.PNG

 

フローの実行

では、フローを実行してみます。

AttachmentMail10.PNG

 

フローの実行結果を確認

送信先もGmailにしていたのでブラウザから送信したメールをみてみます。

AttachmentMail11.PNG

ファイルがちゃんと2つ添付されています。ファイル名もそのままです。

 

確認用フローの作成

確認用のフローも用意してみました。

AttachmentMail12.PNG

MIMEDecodeを使って取り出してますが、

AttachmentMail13.PNG

技術情報 - 使い方のヒント にある「MIMEDecodeコンポーネントでメールの添付ファイルを処理する」という資料、ほぼそのままです。。

MIMEDecodeで取得したデータと同時に取得できるファイルパスを使ってFilePutで出力しています。

AttachmentMail14.PNG

※プロパティ式で記述できたのでMapperは使ってません。

 

確認用フローの実行と実行結果の確認

では、メール送信したあとにフロー実行してみます。

AttachmentMail15.PNG

ファイルもちゃんと出力されていました。

AttachmentMail16.PNG

ということで今回は複数ファイルを添付する方法について確認してみました。

確認に使ったフローも添付しておきます。
※コネクションやフロー変数の差出人、宛先はそれぞれ作成、変更してください。

開発時の参考まで、では。

Gmail_Attachment.zip
ダウンロード
この記事は役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています

他のキーワードで検索する