今回は複数ファイルを添付してメールしてみようと思います。
メールサーバーはGmailを使ってみます。
メール送信用のコネクション作成
まずメール送信用のSMTPコネクションを作ってみます。
コネクションの設定方法はFAQ -「Gmailへの接続方法を教えてください」 を参考にしてください。
コネクションテストで以下のようなエラーがでてましたが、
Gmail側の設定を変更したところ、
テスト - 成功となりました。
メール送信のフロー作成
つづいてフローを作成します。
フローは単純で
といった感じです。
ポイントは、
①Mapperの後でパラレルして
②FileGetで添付対象のファイルをループで複数取得し
③LoopEndでまとめるときにコンテナ化(出力形態:コンテナ)
している点です。
それをSimpleMailに差し込んでいます。
※コンテナ化する部分はヘルプにもありますが、今回はFileGetで読み込んだファイルをそのまま添付ファイルにするだけなので、ループしないでFileGetでそのままコンテナ化されたストリームをSimpleMailに差し込んでもOKのようです。
フローの実行
では、フローを実行してみます。
フローの実行結果を確認
送信先もGmailにしていたのでブラウザから送信したメールをみてみます。
ファイルがちゃんと2つ添付されています。ファイル名もそのままです。
確認用フローの作成
確認用のフローも用意してみました。
MIMEDecodeを使って取り出してますが、
技術情報 - 使い方のヒント にある「MIMEDecodeコンポーネントでメールの添付ファイルを処理する」という資料、ほぼそのままです。。
MIMEDecodeで取得したデータと同時に取得できるファイルパスを使ってFilePutで出力しています。
※プロパティ式で記述できたのでMapperは使ってません。
確認用フローの実行と実行結果の確認
では、メール送信したあとにフロー実行してみます。
ファイルもちゃんと出力されていました。
ということで今回は複数ファイルを添付する方法について確認してみました。
確認に使ったフローも添付しておきます。
※コネクションやフロー変数の差出人、宛先はそれぞれ作成、変更してください。
開発時の参考まで、では。